✔ 本日の内容:データを見て、簿記2級学習を振り返ってみる
✔ 参考書:超スピード合格!日商簿記2級 テキスト&問題集 第2版
✔ 予想問題集:スッキリうかる 日商簿記2級 予想問題集
✔ 本試験問題集:本試験問題集 日商簿記2級
✔ 本日の勉強時間:0.0時間
✔ 累積勉強時間:217.0時間
簿記2級合格できたので、取ってきたデータを見て学習内容を振り返ってみて、実際どうだったのか?の所感を記載してみます。
学習前の知識
【第2回ジブンノート】を見てみると、
このレベルです。ちゃんと3級から学習してね、と自己反省です。
学習時間より
5ヶ月半、累積学習時間215時間(手元のデータを見ると、217時間は間違いで215時間が正解だった)でした。学習回数45回だったので、215/45≒4.78時間でした。FPの時は3.28時間(【FP2級 第69回】より)だったので、1回当たりの勉強時間はFPより掛かったかと思います。
簿記の学習は、理屈を理解して、計算して最後の解答と解き方が合っているかを確認するので、whyの部分を追いかけるのに時間が掛かったかと思います。
howtoだけ覚えればよい訳ではないので、個人的には数学や物理と同じなのかな、と思いました。理系の人は好きになりそう。加えて、より深く理解するために簿記1級や会計学も学びたいと感じました。
時間と学習分類
圧倒的に問題集を解く時間が多かったです。細かく見ると
種類 | 時間 |
テキスト(商業簿記) | 32h |
テキスト(工業簿記) | 22h |
スッキリ予想問題集 | 92h |
本試験問題集 | 56h |
でした。
全体の85%は問題集に費やしました。
一番最初に実施したスッキリ予想問題集の第1回では約40時間かかってます。参考書1周では、まったく問題集には歯が立たなかったのが分かります。
参考書2周すればよかったのか?というとそうでもなく、問題集に時間を当てたのは正解だったと思います。むしろ、問題集で実践に近いものをやっておかないと、参考書だけでは解けない問題も多いと感じました。
問題集は、スッキリ問題集3周・本試験問題集2周 実施です。さらに2周目もデータを見ると、ほぼ間違いがどこかしらにあります。
問題集も2、3周すると、1周目で気付かなかった論点が見えてきた、ということでしょう。なので、問題集も何周かすることを前提にした計画が吉。
総時間に関して
215時間です。各種ネットの情報によると、200時間~300時間程度掛かるという情報でしたので、概ねその枠くらいの時間は掛かりそうです。(ツイッターを見ていると2週間程度で合格した方もいるので、σ外のすごい優秀な方か、ものすごい良い効率的な学習をしたのかも。)
まぁ、私自信、理解度不十分なところもあると感じているので、もっと時間掛けてもよかったかも、とも思うところです。
成熟度に関して
実践に近い問題集を2冊利用しました。
ここをポイントで、前半~中盤をみると分かりますが、点数が落ちていて、安定していません。苦手な分野があるか、難易度の変化に依存して、点数がブレています。(本来の出題傾向を見ないといけませんが、場合によっては不合格もありうる状況です。)
問題集も同じようなパターンを繰り返しやるのではなく、多くのバリエーションを実践する必要がある、ということでしょう。
ある程度安定した点数が出ている中盤に対して後半のこの部分は、本試験問題集のネット模試になります。
ここを振り返ると
- ネット試験特有の慣れが必要
- 深く理解できていないため、ちょっとした変化球問に対応できなかった
というところです。応用力が無いということは、深く理解できてない部分がまだまだあったということだと思います。
また、スッキリ問題集と本試験問題集は出題傾向が似ていたので、中盤では安定しています。*ひょっとしたらどちらか一方でも良かったかもしれません。
時間について
掛かった時間は簿記2級をやっている人には一番気になるところかと思います。
こちらは、難易度に依存するところは多いですが、過去問を繰り返していると、概ね90分を切れるようになると思います。中盤~後半では、平均80分程度というところになりました。
まとめ
まとめとして以下を書いておきます。
- テキストは早々に切り上げ、問題集に時間をかけよう
- 問題集は2周、3周すると新しい論点が見えてくるので何周か実施しよう
- 多くのバリエーションで、実践問題を取り組もう(実践数を増やす)
- ネット試験問題集は必ず実施しよう
- 時間オーバーに対する課題は、実践に近い問題集を繰り返すことでクリアーできる
こんなところかな、と思いました。
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